【福壽堂本店】和菓子で芸術作品みたいなやつ作る人のお店【姫路】~事業者紹介~
これ、和菓子です。すげ。
こんなすさまじい技術を持たれる職人さんが和菓子を作られる姫路:英賀保の「福壽堂本店」という和菓子屋さんについてブログを書いてみます。
まずは姫路の話から。
- 【姫路に根付く和菓子の技術】
- 【和菓子、どれくらい根付いてるんかなー】
- 【福壽堂本店】
- 【姫路のどこにあるのー??】
- 【千姫さまの姫ぽてと】
- 【せっかく来たしお土産買って帰るでー】
- 【カリント饅頭も食べるでー】
- 【商品案内】
- 【最後に】
【姫路に根付く和菓子の技術】
姫路といえばやはりまずは「姫路城」が思い浮かぶ方が多いんじゃないでしょうか。
JRを出て北側を見ればずどーーーん!!と姫路城まで一直線。
これ、駅前の広場からの風景です。
こんな駅とお城の関係、他にはないんじゃないでしょうか。
姫路の人間たちの都市計画にかけた熱意がびしびし伝わってきて、当時のことを妄想するだけでちょっとドキドキしてしまいます。
大天守保存修理以降、メディアでもたびたび取り上げられ、観光客もたくさん。
そんな姫路城のもと、城下町として栄えた姫路にはいまでも「和菓子」が文化として根付いています。
町を歩けばちらほらと和菓子やさん。そのどれもが店のことを調べてみると歴史ある魅力的な店だらけでほんと困ってしまうくらい甘いもの好きには誘惑の多い町です。
【和菓子、どれくらい根付いてるんかなー】
どれくらい姫路に和菓子が根付いているかって?
JR姫路駅を出てすぐの「観光案内所」。
私が伺う際はだいたい海外から来られたみなさんが「どこがオススメなんだい?」的な会話をスタッフさんとされておられます。
そんな姫路の入り口にも・・・
姫路を代表する技術としてここで紹介されてますので(あとは瓦とか)、姫路の人間にとっても誇っている文化なんだと感じます。
こんな感じで和菓子でつくった造形(?)が展示されています。
ここは姫路の和菓子事業者さんで持ち回りで作品展示をしているらしいので
姫路に行くたびに立ち寄る楽しみがありますねー。
「お城までタクシーでいこう、バスでいこう」と言わず、商店街なんかをのんびり歩いて姫路城までいくのもおすすめですよ。
「洋菓子」が根付く神戸と「和菓子」が根付く姫路。
1つの県の中に2つの大きい文化を持ち、観光地として成り立っているのって面白いなーと思います。
【福壽堂本店】
TOPにあげた画像の全体像。
以前よくドキュメントで洋菓子職人さんが、こういった芸術作品をマジパンとかで作ってそれをトラックでゆーっくり運ぶのとかありましたが、なんのなんの。和菓子もすごいですよね。
姫路にはこういった作品を作れる技術を持つ方が6人おられるらしいです。
そんな福壽堂本店さんは大正13年創業。
歴史がたっぷり。
歴史に甘んじず「第22回全国菓子博覧会」で総裁賞を取ってたり、裏千家「家元賞」を取られていたり、兵庫県の「五つ星ひょうご」に選定されていたり、今でも前向きに技術を磨きつつ、世に名を広める事業をされておられます。
ええ感じ。
【姫路のどこにあるのー??】
立地はJRなら姫路のとなり「英賀保」が最寄り駅です。
なんて読むか悩んだ方!!なんとこれで「あがほ」って読むんですよー。
【千姫さまの姫ぽてと】
新神戸駅と神戸空港にこの「千姫さまの姫ぽてと」が販売しているので、私にとってはこれが一番馴染み深いお菓子です。
瀬戸内の名産「鳴門金時」をメインに「赤穂の焼き塩」をアクセントに、といった「おいしいに決まってるやん!!」という「和風スイートポテト」。
私、これ大好きです。
昨年の9月にはJALファーストクラスの「厳選茶菓」にも選ばれて羽田着ファーストクラスで軽食として提供されたような実績もあるので話のネタとともに持参できるのでありがたいお土産です。
私の周辺でも大人気の「外さないお土産」です。
※パッケージは現在新神戸等で販売されているものは異なるデザインになります。
【せっかく来たしお土産買って帰るでー】
今回はせっかくお店に寄せて頂いたので、「日持ちがしない」お菓子をおみやげに。
「食」は店舗にいくことで「その日しか食べれない」、流通に出せないものを食べれる点が魅力で、各地に足を運んでしまいます。
ってことでこいつを頂いてきました。
入れ物が竹をはさみでカットして織り込んでホッチキスでとめて・・・と
こりまくってる。
大将、中年の男性のかたなんですが、女子力高い発想力ですね。素晴らしい。
どんぶらこーどんぶらこーと「日本昔ばなし」で鬼退治にでかけるシーンが
思い出されました。
航海に出たくなるお菓子に出会ってしまった。
言うまでもなく、めちゃくちゃおいしかったです。
【カリント饅頭も食べるでー】
カリント饅頭。
「せっかく遠いとこきたんやしお土産に食べー」と頂きました。
ありがたやありがたや。
これも当日限りの賞味期限なんで、ここじゃないと出会えない商品です。
これ、今まで食べた「カリント饅頭」の中で一番おいしかった。
大手さんの商品しか食べたことがなかったのもあるんやろけど「生地の質感」「あんこの甘味」とかのバランスが取れてて、なんぼでも食べれるわい!な素朴なおいしさでした。
【商品案内】
これ、姫ぽてと。外さないお土産です。ぜひ。
しかし20個入りとか初めて見た。
【最後に】
そんな福壽堂本店さんのHPです。
HPから通販もできますので興味持たれた方はぜひ。
取材依頼、撮影依頼、ご意見等、下記よりお問い合わせお待ちしております。