【ラーメンたろう】神戸の人間のソウルフード”ラーた”。「キムチラーメン170円」気分の演出【飲食店《神戸》】
神戸では知らない人間はいないんじゃなかろうか、というほどお店もいっぱいで、有名な「ラーメンたろう」。
はじめて神戸にきた頃は「なんてふざけた名前なんや・・・きっとこんな店はなんの個性もないラーメンを出すんや」と、ネットで調べることもせずに偏見を持っていました。
当時飲食店/食品メーカーさん相手の仕事をしていたのですが、ある日「ラーメンたろうから仕事が入った!」と兵庫県出身の同僚が嬉しそうに話しており、ふーんと聞いていたのですがそれに対しての「あっあんた、ラーメンたろう行くんやったらキムチ買ってきてよ」というパートさんたちの声が続々と。
えっ!?ラーメン屋さんに仕事で行くのにキムチ?と気になり、話を聞いたところ、ラーメンたろうは神戸のみんなの愛するソウルフードであり、あそこのキムチの味を知らないなんて飲食手向けの仕事をしておきながら恥ずかしい、といった罵りを受け、なんてこった、偏見とは時に大切なものから足を遠ざけるきっかけになるのだな、と足を運んでみることに。
それが私とラーメンたろうとの出会いだったのです。
ということで「ラーメンたろう」といえばキムチ!
定期的に食べたくなる中毒性で、三宮本店とトアロード店にちょくちょく伺います。
この日もラーメンたろうへ。
口臭問題に該当する「キムチ」、後に記載する「とあるサービス」のため、「このあとに重要な打合せなんかがない14時~17時」の訪問がお勧めです!
今日はお金がないなー、という時はシンプルな「並ラーメン」(650円)を注文。
今日はちょっとケチくさい目線からラーメンたろうを語ってみます。
※個人的にはお金に余裕があるときは「たろちゃんラーメン」がおすすめ。
【キムチ】
注文すると、キムチが1人につき1缶、渡されます。
(新神戸店は、小皿で提供されて、何度もおかわりするのが気まずくて足が遠のいてしまった。お店によって提供の仕方がちがうのかも)
どん!一人一缶てすごすぎないです??
いつも残ったキムチたちはどういうふうに次のお客さんに提供されているのか若干気になるくらい「食べきるひといないでしょ」のボリューム感です。
これが、なんなんでしょ?とろみがある感じのキムチで、ラーメンに入れるのはもちろん、そのまま食べてもめっちゃおいしいんで、小皿に盛って食べながら待ちます。
このキムチ、持ち帰りでも販売されているんですが、まぁそこそこの価格なわけです。
このキムチを200g食べるだけでも「250円」分の価値があるわけですよ!笑。
単純計算、並ラーメンの650円の単価が「400円」のような錯覚に。
【ラーメン登場!】
そんなことをしているとラーメン登場!
せっかくキムチがあるのでこいつをキムチラーメンにしてやります。
どどん!
混ぜてあげると、スープもばっちりキムチ味。
「並ラーメン400円」、な気分が「キムチラーメン400円」な気分に笑。
【餃子様!!】
ラーメンを食べているタイミングで、餃子様が登場!
これこそが「もう打合せがない日の14時~19時」がおすすめ、な理由。
以前は「平日 14時~17時」やった気がするんですがめっちゃサービスタイムが長くなってる。土日もOK、各日19時までってすごいですね。
こいつ、こんだけサービスするんやから、あんまりおいしくないんじゃない?と思われそうですが、一定のクオリティを保っており、サービスと思えばめちゃくちゃ価値あります。
ケチくさい話を続けるとこちら単品だと230円。
さっきまでで「キムチラーメン400円」な気分でしたが、こいつをサービスしてもらうことで「キムチラーメン170円」なめちゃくちゃ価格破壊なお得な気分になれます!
あくまで感覚的な問題ではありますし、こんな注文ばっかり続けてたらお店の方に嫌われてしまいそうですが、お金がないときにこういうのをがっつり行きたいときに大変おすすめ。
私も地元の人間のように「ラーた」と略して呼べる日を夢見て、ラーメンたろうを食べ続けます!
僕のよく行くのはこちらの北野坂にある本店と
今回訪問したトアロード店です!
取材依頼、撮影依頼、ご意見等、下記よりお問い合わせお待ちしております。