ひょうごのはなし

大阪生まれ大阪育ちの私が、仕事を通じてすっかりはまったひょうご五国の魅力を食を中心に伝えていくブログです。

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【御免酒老松】何にゴメンって謝ってるん?て思ったら深い歴史があった伊丹の酒蔵さん【事業者紹介《伊丹》】

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 伊丹は日本酒が知られています。

 「白雪」が最も知られているのかなーと思います。

 白雪を作られている小西酒造さんのアンテナショップに立ち寄ろう、と移動中に電話がなったので、一旦駐車したところ、偶然こちら「老松」さんの前でした。

 「御免酒」・・・気になる!

 【清酒発祥の地の争いにまたひとつ

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 伊丹も「清酒発祥の地」を謳っております。

米を原料にした日本の酒造りは、約2000年に亘る長い歴史の中で日本の風土と気候を巧みに利用して
様々な人の知恵と工夫の積み重ねによって「古法」よる「濁酒造り」から脱却して清酒を創出してきました。

清酒は文禄・慶長(1592年~1614年)の頃、
伊丹郊外鴻池村(現在の伊丹市鴻池)の山中新右衛門幸元(後に鴻池勝庵と改名、大阪の財閥鴻池の始祖)により
発明されたものと伝承されております。

その中でも、伊丹の酒が絶大な人気を博した理由は、木灰清澄法と木綿布濾過の組み合わせによる
優れた「濾過の技術」を実現したからです。

そして、「どぶろく」と言われる酒から、上流社会でしか飲むことのできなかった「澄み酒」を確立させ
現在の「お酒」の礎を築きました。

元禄年間(西暦1700年頃)、伊丹より船積され江戸へ送られる酒樽は12万余石にも達し
日本一の生産量を誇りました。

 これ、そこら中が主張するのでどうなってるんやらわからないですねー。

 今みたいに情報共有できてるわけでなし、全てが文献として残っているわけでなし、個人として作ったところを発祥とするか商用として流通した時点を発祥とするか・・・

 

元禄十年(1697年)伊丹の酒屋のうち大手24軒に帯刀が許され
江戸幕府の「官用酒」となり、これを「御免酒」と称しました。
名字帯刀の酒屋は「御酒屋」(おんさけや)と呼び、 一般の酒屋とは区別され格式の高いものでした。
その例として新酒が江戸積され「御免酒(ゴメンシュ)」 の幕府納入が終わるまでは
他の酒は一滴たりとも町中に販売ができなかったということです。
「老松」はその御免酒の中でも最も格式が高く、 宮中奉納酒として、又将軍の御膳酒として特に有名でした。

現在、清酒『老松』のレッテルに「御免酒」と朱刷で書いてありますが、以上の由来によるものです。

 ということらしいです。

御免酒はいっぱいあるんですね。

1688年創業。330年弱、お酒を造り続けてるってほんますごい。

 

 

 

 

 

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