ひょうごのはなし

大阪生まれ大阪育ちの私が、仕事を通じてすっかりはまったひょうご五国の魅力を食を中心に伝えていくブログです。

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【弓弦羽神社(ゆずるは)】羽生くんファンだけじゃない!サッカーしてる少年少女も注目の神社さん【スポット<神戸・御影>】

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 アイススケート、羽生くんのおかげですっかり有名に、ファンの聖地のようになっております、神戸市は御影にあります「弓弦羽神社(ゆずるはじんじゃ)」。

 羽生くんファンにもぜひ訪問の際には満喫して頂きたいし、なんと「サッカーをしている少年少女」にも見逃せない神社さんであることを知っていただきたくご紹介させていただきます!

 

 

【弓弦羽神社】

 

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弓弦羽神社は1200年程前にこの地で熊野大神様をお祀りしたのが始まり。

八咫烏(やたがらす)は、昔から熊野大神様のお使いとして知られているため、神社の中には八咫烏がいっぱい登場します。

 

【弓弦羽神社外観/駐車場】

 

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 阪急御影駅から、駅にあったポスターによると徒歩5分。駅の南、山手幹線/2号線方面に神社はあります。神戸観光と合わせて気軽に訪問出来るアクセスの良い距離感も魅力的ですね。

 神社の目の前はこんな感じの住宅街。

 

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 そんな街の中にどどーん、と。

 

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 神社のむかって右手に参拝者用の駐車スペースもございます。

 車で来られた際はこちらをご利用くださいませ。

 

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 4台くらい??

 アイススケートのシーズンの週末なんかは埋まっていることもあるかもしれませんね。訪問時は平日のお昼前くらいです。

 

 

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 敷石。鳥居前にあったんですがどういうことですかね。どの神社にもこんなんあったかしら。「ここから敷石スタート!ちゃんと敷石の上を歩きなさいよ」という意味だと勝手に解釈。

 

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 横の土の上は歩かないでよ。と勝手に解釈。

 

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 鳥居どん。

 

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 どどーん!!

 ファンのかたどうぞトリミングして壁紙にいかがでしょうか。

 って書きましたがブログの最初に同じ画像を載せてました。後で登場する「金」バージョンも載せてましたね・・・

 

【お参りスタート】

 

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 では改めて神社を参らせていただきます。

 

・椋木

 

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 鳥居を入ってすぐ左手に立派な椋木(むくのき)が。

 樹齢350年。すご。阪神淡路大震災も乗り越えてくれた力強い木ですね。

 神戸市でもっとも大きい椋木らしく、神戸市から平成15年に天然記念物に指定されている立派な木。

 

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 ご神木ではないようですが立派な木です!

 震災にも倒れなかった力強さ。

 「転ばない」という願掛けで羽生くんファンもぜひ要チェックしてあげてください。

 

・忠魂之碑

 

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 椋木の少し奥にあります、忠魂之碑。

 御影町出身の軍人軍属の戦病死者さんたちのために。明治34年、御影町在郷軍人会によって設置されたらしいです。先祖に感謝を。

 

・手水舎

 

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 そこから右手に手水舎。

 参拝前にこちらでしっかりと手とお口をを清めていきましょう。

 

 

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 なんとも「御影」らしい上品な昭和の少女漫画風のイラストで説明が!!

 ここで「口をすすぐ」って知らないひと、増えた気がします。

 1回で左手右手お口を清めましょう。

 

 さあ僕も清めていきましょうか、と進んでみると・・・

 

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 前まで進んだらセンサーが反応してお水が出ますんで!とのこと。

 え・・・

 

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 こ・・・ここ・・・??

 

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 出た(笑)

 現代的なんでしょうね。僕はこの形はじめてやったのでびっくりしてちょっと「神聖な空気」感が薄れました・・・

 

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 そしてその横にワンコの石像が。ん?なにこれ。

 

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 ワンコ用の水飲み場!!

 「愛犬用」と言葉を選ぶあたりが、御影風。

 そんな参拝者に気を遣う言葉選びもありつつ「糞の始末が出来ない飼主の躾はチャンとして下さいネ」と「チャン」とか「ネ」とかちょっぴりPOPにカタカナなんぞを使いつつ「お前、躾もロクにできへんねやったらここ来る資格ないぞー!!」という毒が見え隠れ(笑)。この看板作った人の抑えきれない感情が、すごく人情味あふれてて好きやわぁ。

 

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 ちなみに蛇口にはボウルがかけられているのですが外すと、押すタイプの蛇口が登場。

 使ったあとはちゃんと蓋をかぶせておきましょうね。

 

・百度石

 

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 百度石もこの手水舎の隣にあります。

 

・お手洗い

 

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 お手洗いも手水舎の斜め前に。

 

・拝殿

 

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 さあお参りに。

 こちら拝殿、本殿はこの奥にあるそうです。

 

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 おみくじいっぱい。

 

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 車の御祓いも出来るようです。

 

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 さあお参りです。

 

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 こちら、八咫烏がデザインされております。

 

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 お参りに夢中になって見逃さないようご注意を!

 お参りしてから、見上げれば金色に輝く「弓弦羽神社」の文字が!

 金メダル祈願にはこちらのチェックが欠かせません。

 

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 拝殿横には八咫烏が。

 

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 こちらの神社のマスコットである「ゆず丸」がずらり。

 こちら張り子で、中に願い事を書いた紙を入れることが出来るそうです。

 僕が訪問したときは、シーズン前だから??か、社務所でも販売されていなかったと思います。気になるかたは事前のチェックをしておいたほうがよいのかも。
 

 

 ではせっかくなので神社の中を、色々歩いてみます。

 

【本殿向かって左手を歩く】

 

・本殿

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 本殿。

 拝殿の向かって左手から奥側へ歩けるのでその際に見ることが出来ます。

 立派ですねー。

 

・サッカーボールf:id:hyougonohanashi:20181028101813j:plain

 その本殿の隣くらいにこんなのが。

 

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 まがうことなきサッカーボール!!

 そうです、八咫烏といえば、若者たちであればすっかりと「日本サッカー代表」のシンボルマークのイメージが強いのではないでしょうか。

  

弓弦羽神社とサッカーのご縁の事
当社は1200年程前にこの地で熊野大神様をお祀りしたのが始まりです。八咫烏は、昔から熊野大神様のお使いとして知られておりますが、近年では日本サッカー協会のシンボルマークの方が有名になってしまいました。

サッカー協会の方は3本目の足でサッカーボールをつかんでいます。 当社の八咫烏は弓弦から放たれた矢に乗って一直線に目標を向かう「導きの八咫烏」です。ゴールに向かって一直線です。

御影の地は、日本サッカーの発祥の地と言っても過言ではありません。 阪神御影駅の北側、今のクラッセと西側の御影中学校の所に、御影師範学校がありました。師範学校とは学校の先生を養成する学校で、ここで日本初のサッカーチームができました。 その後、大正時代から始まった日本フットボール優勝大会で、御影師範は初回より連続7回を含み11回も優勝をなしとげております。

又、六甲アイランドに拠点を移した、INAC神戸レオネッサは、平成26年以降 毎年シーズン前に必勝祈願に参拝されております。

そして御影は御影石でも有名ですが・・・このサッカーとのご縁をもって御影石でサッカーボールを作りました。このボールにも矢に乗った八咫烏がいます。真中にステンレスの軸が入っていて横にグルグルと回り、まさにピッチの中で、全方向にチャンスを窺がうかのようです。

 弓弦羽神社さんの公式ホームページより。

 御影は「日本サッカー発祥の地」といっても過言ではない、なぜなら日本初のサッカーチームが出来た土地であり、めちゃくちゃ強かったんだよ。とか。

 日本女子サッカーで競合のINAC神戸は毎年シーズン前に必勝祈願に参拝してるんだよ、とか。説明には名前が出てませんでしたが「ヴィッセル神戸」の名前が彫られた石碑もありました(画像右奥の石)。

 そして「御影」といえば「御影石」で有名なのでそれを利用して作ったよ、とのこと。

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 社務所にはサッカーのお守りもあります。

 サッカーしている少年少女!ぜひ訪問してほしい。

 羽生くんファンの方も参拝前に周りにサッカーしている子供がいないか要チェックです!絶対お土産に喜ばれますよ!

 

・神饌所

 

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 神饌所。

 福寿、剣菱など灘五郷のお酒が奉納されています。

 

・松尾社

 

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 松尾社。

 こちらの神様は酒造りの神様。

 本宮は松尾大社。京都嵐山にあるところですね。
 灘五郷があることが関係して奉っておられるんでしょうね。

 

・倉庫

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 倉庫すらなんだか格好良い 

 

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 こちらから「裏参道」にも行けるそうです。

 

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 蓋を開けたら閉じ込めていた妖怪が飛び出してくる、みたいな設定の漫画に出てきそうな石たち、これなーに??

 

・絵馬

 

 そして絵馬たち。

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 ちらほらとカラフルな奴が目に入りますね。

 

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 そう!羽生くんファンたちの渾身の作!!どれもクオリティ高い。

 

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 こういうのって事前に購入して描いてから参拝に来てるのかしら。

 現地で描いてるならクオリティ含め、なかなかの強者たちですね!

 ファンの力はすごいですね。こんだけ応援されてたら、確かに届くもんがある気がする。

 

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 サッカーも絵馬もあります。

 

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 これらの絵馬も社務所で購入可能。

 

・社務所

 

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 ということで社務所です。

 

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 既出のお守りや絵馬を購入できます。

 

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 そしてゆづ丸。

 いや・・・POPの中に付け加えられてるな・・・「スーパーゆづ丸」!!

 

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 スーパーゆづ丸くんはモデル料不要らしいのでぜひ一緒に撮影してやってくださいませ。

 


【本殿向かって右手を歩く】

 

 

・足跡の銘板

 

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 拝殿に向かう直前にあったやつ。なにこれ。

 

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 初宮まいりのときに、お子さんの足跡を石碑にできるそう!!

 

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 めっちゃええやん!めっちゃええやん!

 自分の子どもを思うとですね、「子どものための行事」ってもちろん子どものためであるんですが、親のため(「うわー!可愛いー!」とか「ここまで大きくなったか・・・」みたいな)、満足度みたいな要素もあると思うんです。その一環で「自分の親(子どもの祖父母)の喜び」みたいなのも大きいなーと思うんです。

 こんな風に、石碑を残せたらそりゃあ親たちは、知人たちとここに来ては「見てみて!これうちの孫の足!」からの孫自慢をはじめることでしょう。知人にとってはたまったものではないかもしれませんが、そういうのも親孝行かな、と思うのです。

 なので、こういう神聖な場所でこういうの出来るのはすごく素敵!!

 

・四阿

 

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 疲れたら休める場所もあります。

 

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 禁煙ですのでルールはしっかり守りましょう!

・阪神淡路大震災 復興事業

 

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 最初に椋木の紹介時に触れましたが、やはりこちらの神社があるのが神戸市東灘区。阪神淡路大震災の被害はやはりこちらも大きかったようです。

東灘区の被害は甚大で建物の全壊は11171棟(神戸市全体のほぼ5分の1を占める)にのぼったが、弓弦羽神社でも社務所、手水舎、絵馬堂が全壊した他、鳥居の笠木が落下した。氏子も多数が死傷し、神社参道の入り口には慰霊碑が建てられている。

 ウィキペデイアより。

 社務所、手水舎、絵馬堂全壊。鳥居の笠木落下。

 氏子さんも多数が死傷。

 想像するだけで苦しくなります。

 菊正宗、白鶴、剣菱といった地元の酒造メーカーはじめ、上の画像、ボカシを入れてるところ個人名なんです。個人のかたがたが多くの寄付をされての神社の復興。

 なんといいいますが、苦しい過去もありつつ、意識してここまでチェックしなければ羽生くんファンはそこまで気付かないであろうこの復興振りに愛が溢れているのを感じます。神戸のひとたちのこういうところほんと好き。

 

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  これなんやったっけ・・・「遥拝所」かな・・・

 

・力石

 

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 石が並んでます。

 

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神社の境内に置かれたもので、力量をためし又は祈念するために奉納した物です。 江戸を中心に各地の神社で行われ、江戸時代末期から明治初期に流行しました。形の多くは卵形で差上げた者の“氏名”と“重量”が刻んであります。石に神霊の憑る思想が基礎となってそれを差上げることによって神の感応を知る一種の石占いが、その始まりであるとも言われています。

 ほほー、名前と石の重さが彫られてるんですかー

 

・・・

 

見えない。

 

力試しにも使われたということでこんなん持ち上げるひともいたのかな、すごいな。 

 

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 台風被害かしら、と思われるものも。

 

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 力石の横から外に出ることもできますが、こちらはこんなふうなお洒落な道。

 

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 「通り抜け禁止」て書くところが多いと思うのですが、こちらは「神社境内通ったら駅近いよ」と「どうぞどうぞ」のスタンス。素晴らしいですね。

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 確認には行けなかったのですが、おそらくサッカーボールの奥にあった裏参道のことかと思われます。

 

 以上、5000文字にものぼる長いブログにお付き合いいただきありがとうございました!

 せっかくですので気になるポイントあれば、羽生くんのメダル祈願だけでなく色々と弓弦羽神社を楽しんで帰ってもらえたら嬉しいです!

 

yuzuruha-jinja.jp

 

 

 取材依頼、撮影依頼、ご意見等、下記よりお問い合わせお待ちしております。

www.hyogonohanashi.com

 

 

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