【筒井八幡神社】昔は境内に清水が湧いていたとか!舞の扇を炊き上げることでも知られる八幡神社【スポット<灘>】
小野八幡神社の再建についてブログを何度か書かせて頂いたのですが。
「八幡神社」って「熊野」「天満」などといった御神号(お店の屋号みたいなの)の中で、日本で最も多い御神号ってご存知でした??僕は知りませんでした。
京都の石清水八幡宮が発祥、こちら神様が一柱(そう数えるらしいです)ではなく主祭神、応神天皇(誉田別尊)神宮皇后(息長帯姫命)の国津神、天津神である比売大神と三柱もいるのが珍しい&「天満宮イコール学問の神様」みたいなわかりやすさがなくなってあまり認知度が高くない、との意見もありまして、三柱を併せて八幡大神と呼ぶらしいです。
人々を厄事、邪気から守ってくれる神様、とのこと。
ほほー、日本一の数があるのかーなどと思ってたら、三宮のすぐ東、灘区にありました。
筒井八幡神社。
大日通商店街のすぐ北の道を歩いていて、ふと覗いたところにこんな風景が。
阪急春日野道駅からも北へ5分程度の立地です。
お、神社だ、と思って近づいてみたところ「筒井八幡神社」と。
平安時代に宇佐八幡宮から歓請され、明徳4年(1393年)に再建されたという由緒ある八幡神社。
当時は境内に清水が湧いていたそうで、清水に井筒を設けていたことからこのあたりは「筒井村」という名称になり、そこから「筒井八幡神社」と名付けられたそう。ただ明治初期に「宮本通」と地名が変更。
井筒は今でも境内に残っているそうですが、この日は確認漏れ。残念。
湧き水は残念ながら山陽新幹線の六甲トンネル工事の際にとまってしまったそう。
阪神淡路大震災では鳥居粉々になってしまったそう。
せっかくなので立ち寄ってみました。
参道の両サイド、広場のようになってます。
遊具も設置されています。
もしやこれは。
そう、神社の参道両サイドは宮本公園という公園でした。
子どもたちの声が元気よく飛び交っており、神社が活気づいているように感じます。
身近な神社、良いなぁ。
なんだこれ。春日野道には道端から商店街のなかから、各所に石像が配置されていました。そういう町おこし??
なんかよくわからないけど格好良かったやつ。
百度石。
手水舎。
稲荷社。
石段などを建設した際に記念の石。
祖霊社。
きのこがいっぱいの木。
拝殿。
凛々しい狛犬。
お賽銭。
マークが不謹慎ですが、NARUTOに出てきた悪いやつ、名前出てこない。あいつみたい、とか思いながら見てました。
ななめ前から。本殿見えないなー。
本当は名称の由来になった井筒の跡と石碑、「扇塚」という扇の石碑(舞関係者が舞台や稽古で使った扇子を炊き上げに持ってくる)など見どころが多い神社だったようですがまーったく気付かずに帰ってきてしまいました!
これはリベンジせなあかんなぁ。
神社好きのかたは、王子動物園、横尾忠則美術館や春日野道商店街に遊びに行かれた際に、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
先日ブログを書かせてもらった「洋食サエキ」さんも近いですよー!
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