【格安王将】安さとボリューム感で福々亭と向かい合う!【飲食店<大阪・都島>】
おなか空いたなぁ、ごはん行こうか、なんてタイミングで一緒にいる友人が「王将行こか」と言ったらあなたはどんな王将を想像するでしょうか?
餃子の王将?大阪王将??
大阪の都島本通界隈の人間たちにはそこにもうひとつ選択肢が加わります。
その名も
格安王将 都島店
いや、都島店以外たぶん特になく、ここだけのお店かと思いますが。
このお店がなんとまあ先日ブログに書かせていただいた福々亭さんと都島本通を挟んで向かい合うという、なんともワンダーな空間なのです。
お安く食事をするとき、あなたは福々亭派?格安王将派?てなノリで今回は格安王将さんのご紹介です!
【ファサード】
外観。これ、福々亭の前から撮影した画像です。
ラーメン480円、を見ると福々亭と比較すると高級店感がありますね。
・・・いや違う、以前はこの看板「280円」って書かれてたはずや。
いつからかわったのか全く気付いてませんでしたがどうも値上げをされておられるようですね。
また「格安」を小さく書くあたりに、「あわよくば勘違いして入ってくるお客さんいますよーに!」という声が聞こえてきそう。大阪らしくてこういうのは大好き。「王将」なんてまあきっと全国に同じ名称の飲食店ありそうやし、餃子の王将からも大阪王将からも文句言われにくそう。
都島本通り沿いにあります。
お店の前から都島駅側を見た風景。
マツヤデンキなどが見えます。
「格安王将」の文字が踊ります。都島店ONLYのはず。
車道側に向けてテイクアウトのアピール。
この文字を見て瞬時に車を停めれる人間がどれほどいるのか。ちゅうかこれ車の進行方向と逆やな。ターゲットは自転車か。
お店。
店前には所狭しとあれやこれやと。
目移りすること請け合い。
ーオープンから午前3時まで 朝から呑める店ー
オープンは何時なんだろう、と思い調べてみたところ営業時間朝10時半からになってました。定休日は日曜日で、ネット情報だとランチとディナーのあいだの休憩もないようなのですが、先日訪問したときは14時過ぎで閉まってたし、まあそのあたりはアバウトなのかもしれません。
この日の日替わりは豚肉と玉子のふんわり炒め、とのこと。500円。
下のジャンボエビフライ、唐揚げになると780円で「格安」感がないのよねー。
よし!店内で他のメニューを見て、ピンとくるのがなかったら日替わりのAにしよう、と入店。
【店内】
店内。店内には意外にも清潔感!
外観からするともっとごちゃごちゃしてそうなのに。
ソファまで。テーブルもあわせて、清潔感やテーブルなどのクオリティは福々亭さんより格安王将さんの勝ち!(あくまで個人主観ですので!)
アルコールも確認!
お、23時以降は深夜料金が必要らしいのでご注意を。50円。
そして。
出ました。壁中にメニューが・・・
【メニュー】
壁に溢れる文字たち。
前衛的な美術を見ているような錯覚に陥るほどに溢れる文字たち。
チーズ餃子にシソ餃子。
と思えば砂ズリ塩焼き、トントロなどジャンル問わず。
そこそこ高齢の大将だと思うんですが、すごいなこのメニュー数をこなすとは。
魚も焼くよー。
山賊焼きそば、何が入ってるんや。
定食も充実。
飲み放題もあるようです。
生ビールは飲まれすぎるときっついようで、ひとり3杯まで!
その後は瓶ビールでお願い、というところに切実さが出てますね・・・
朝から呑めるお店、ってことでめちゃくちゃ飲む人とか多かったんでしょうね・・・
ところで「いやー、こんなに壁にメニューあったらどこ見たらいいかわからへんわ」という皆様に朗報です。
実は普通にメニューがあります(笑)
なぜあれだけ壁に貼りまくったのか。
刷り込みによるリピートや追加注文を狙ってるのでしょうか。
お店の雰囲気にバッチリ合ってるので、今のままでいてほしい派ですが。
ハーフメニューなるものも。ハーフでこの単価だと「格安」って感じがしないなー。
ふむふむー、意外とセットも格安感が少ないなー、久々にきたけど以前はもっとお得感なかったけな、などと悩んでいると、店主が来られて日替わりを勧めてくれはったのでじゃあそれで、と注文。おなか空いてるんですけどごはん多くできます?と聞くと「無料ではできへんけど30円で大盛りにするよ、価値あると思うで」とのことだったのでごはんを大盛りに。
個人的には日替わり「豚肉と玉子のふんわり炒め」ってお店の前に書いてたはずやのに、店主の説明で「味噌炒め」と聞こえた気がしてそこが気になりつつ、料理の到着を待ちます。
ちなみにお水、めちゃ高級感あります(笑)
あ、お店の雰囲気的に当然のごとく喫煙可です。
日替わり500円プラスごはん大盛り30円、530円なり。
カレンダーをカットしたと思われる会計伝票がわりのメモがノスタルジックすぎる。
【料理到着】
お料理到着。
ご高齢の店主がひとりで調理からサーブまでされるので、たぶんそこそこ時間かかってるんじゃないかと思いますが店内が魅惑的すぎてきょろきょろしてたらあっというまに料理到着した印象。
メインの料理と比べても遜色ないサイズの器で登場したごはん。
元のサイズが不明ですが、なかなかのボリュームに。
器はたぶん中華丼とか天津飯に使いそうなやつ。
ボリュームは良しですが、お米結構時間たってるのかな。ちょいと匂いというか。気になる味でした。500円程度の定食と思えば許容範囲。
そしてこれ。
やっぱり豚肉と野菜の味噌炒め、という感じでした。
「豚肉と玉子のふんわり炒め」はいずこへ。
個人的には味噌炒め好きなんで結果オーライ!問題なし。
口コミを見ていると「頼んだものがこない・・・」「注文のオペレーションが心配」という内容のものもあるので、そのあたりが気になるかたには向いてないのかも。
店主が日替わりの内容を勘違いしていたのか、表のメニューを出し間違えたのか。
最近「注文の多い料理店」という取り組みが福祉施設なんかで開催されておられますが、それを同じような「なにが出てくるかなー」とおおらかな気持ちで楽しめる人にはきっと楽しいですよ!まぁ注文時に内容を言ってくれはるので気になればそこで確認すればいいだけですしね。
意外にもスープがちゃんとしてる・・・!!
具材も入ってるし、インスタントではあろうところですがスープ、味がちゃんと
する!(おい、て思われますでしょうがこの価格帯のところってもっとうっすーい色で味もほんのり、みたいなところ多くないです?)
味噌炒め。
意外といっては申し訳ないですが美味しい!!
大盛りごはんもどんどん進み、一気に食べてしまいました。
実は数年前に訪問した際に「なんじゃこりゃ・・・」な料理を食べた経験がありそれ以来避けてたんですが、今回久々の訪問ですっかり印象が良くなりました。
ただ以前訪問のときはもっと「ここやっすー」な印象があったんです。だからこそ「なんやこりゃ」なお料理にも「まぁ、この価格やし」と納得をせざるを得なかったのですが。
いつのまにやらセットは700円台、ごはんもの単品で600円台、700円台・・・すっかり「格安」ではない、普通に有名王将2つと似た価格帯になっている気がしてそこがちょっぴり残念。
都島から本通りに沿って関目方面に向かう途中に福々亭と向かい合って営業されている「格安」の両雄。
ぜひ近くを通られた際には地元のハラペコたちをコスパ抜群に満たし続けるお店にお立ち寄りくださいませー!
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