【シルク天六店】狂気を感じる100均!大阪らしい癖のある100均のPOP観察【スポット<大阪>】
天神橋筋六丁目のパンチ力強めの百均店のご紹介。
場所は先日「新店できてた!」と紹介させてもらったHATSUTASU(ハツタツ)天六店の斜め前。
ハツタツでパンを購入してお店を出た僕の目に飛び込んできた風景がこちら。
なにやら政治的な匂い(「○○は○○から出ていけ!」「法律がうんにゃらかんにゃらー!!」みたいなやつ)をプンプンを放つお店が気になって立ち止まってしまいました。
100円ショップや・・・
シルク。「WATTS」「meets」なども手掛けられているグループの業態です。
このファサードはさすがに全国の店舗共通ではないでしょうから、フランチャイズ、お店のオーナーの個性が爆発しているということなのでしょうか。
山のように積んで滝のように売る。
これ、まじで名言じゃないですか?
バブル期の薄利多売の商売を一言で言い表したような名言。
大好き。
他のPOPも書いてあること、面白いんですよねー。
感情に任せて書きなぐってる感じが素敵なんです。
きっと誰かが「黄色はアイキャッチが良い」という情報をオーナーに伝えたせいで、色とりどり、なんてなんのその、黄色一色のPOPだらけで「狂気」を生み出したのでしょうが、内容は思わず順番に見てまわってしまうクオリティ。
では訪問時のPOPたちをざーっと紹介させていただきます!
節約するなら「今でしょう」ここで決まり。
あなたのマイショップ、正しい判断をしたあなたは正解。
なんかほんと大好き。
売れ筋商品棚!
にはおとなのおしりふき、からだふきが山積み。
このあたりの住民層が伺えますね。え?そんなに高齢層いはる?とびっくり。
地域の事情を知ることも出来る素晴らしいお店。
もうこれ以上売れると限界を超えた数。
これだけで月100万円販売しているのはほんまにすごいな、と感動。
細木数子のソウルはここに受け継がれていました。
ズバリ言われてしまいます。
100円均一やからそらそやろ、と思いつつ、よく考えたら違うな。
「108円」であることを赤字で2度強調されています。
「なんでやねん!100円ちゃうんかい!」と8円をめぐるトラブルが続いたのではないか、それで「よーく見ておいてね!100円ショップだけど108円だからね!!でもやっぱりお得よ!!」を伝えようとしているんじゃないかと気付く。
すごいコロコロを推す。よく売れるんでしょうねぇ。
優しい。コロコロにはスペアが必要。
もいっちょコロコロプッシュ。
紙コップも人気商品。
お客様は神様です!をまだまだ継続する昭和の商売。
人情溢れておりますね。
限界が近いらしい。
こんだけ売る気まんまんなのに、これ以上売れたら商品が足りないというオーナーの葛藤まで知ることが出来る素晴らしいお店さん。
むむ!!
「シルクのおやじより」とのコメントが。
やはり!ここの店主は「シルクのおやじ」としてPOPを作り続けておられるのですね!この日はお店、女性スタッフだらけで「シルクのおやじ」と思われる人はおらず。
このお店気に入って初訪問以降もちょくちょく利用させてもらってまして、いつもレジにおられる男性がシルクのおやじかしら、と気になっております。ただこのPOPからすると「変わり者」オーラをプンプン出してそうなんですが、そのレジにおられる男性は普通に愛想のよい商売人!って感じのかたなんですよねー。いつか声をかけてみたい。
ちゃんと季節感を意識したディスプレイもされています。
最近インバウンドのお客さんが天六も増えていることから「外国でツイートされないかな」という大きな野望がちらっと覗いているのもキュートです。
お店のなか。
POPは少し数をひそめて意外と使い勝手の良い100均。
気になるコーナーはこちらくらいでしょうか。
思わず店内ですが撮影してしまったので掲載。
差支えあれば削除する予定の画像ですが「人気コーナー」としてお香が充実。
めっちゃお香!
こんなに揃ってる100均知らない。なぜ。おもろいなー。
ちなみに2階もあります。
ほんとにある意味「大阪」らしくて面白いお店なんで、天六に来られた際にはぜひ立ち寄ってやってくださいませー!!