【我流本舗】”下品なほどに煮干し味”のフレーズが心に突きささる!新開地のあの店の流れを引き継ぐラーメン!【飲食店《三宮》】
本日は「センタープラザ東館」にある「我流本舗」について。
三宮も以前に比べて、おいしいラーメン屋さんが増えてきました。
そのひとつであり、三宮ではすでによく知られたお店ではないでしょうか。
「下品なほどに煮干し味」を謳うこちらの店に突撃です。
【どこにあるの?】
センタープラザ東館を、西館に向かって歩いていると、こんな看板が目に飛び込みます。
下手にこじゃれたものを作るよりインパクト。まさしくそれを体現。
※ちなみに2軒奥にあるのは以前にも書いた「神戸浪漫」さんです。
私がいかにこのあたりばかりをうろうろしているか、ですね・・・
【入口のあたりはこんな感じ】
入り口前においてある看板にはこんな言葉が。
これがなかなかにみんなを立ち止まらせているそうです。
若者にはたまらないですね。
ちなみにこちらランチタイムは50円で「大盛」かライスをつけることができますのでそちらもオススメです。
【券売機でチケット購入です】
券売機で事前にチケットを購入します。
180円のチャーシュー丼おいしいですよ!今回は注文してないですが・・・
もともとチャーシューがおいしいうえに一味をかけたマヨネーズ?を自由にかけれるんですが、それがマッチしすぎて悶絶です。
これだけ煮干しをPRしていますが、最近のマイブームは「魚介 虎」です。
これも、濃厚でおいしんですよー。
券売機見て「いやいや種類多いな」と思われた方もおられるかと思います。
そんな風に種類が多すぎて悩まれる方は、券売機の上に説明がありますのでこちらをチェックです。
そしてこの文字・・・そうラーメン屋、うどん屋でよく見るこの文字。
飲食関係だと、お世話になってるであろう方も多い千日前の有名な文字書きのおっちゃん作ですね。
【我流本舗のルーツは??】
ラーメンを待ってる間に、この店のルーツについてでも。
新開地に「豚の助」というラーメン屋さんがあります。
近隣の方、ポートピアのボート好きのおっちゃんらでいつも人気のお店です。
我流本舗のオーナーさんはこちらで修業をされた後、独立されたそうです。
豚の助さん。
「どろラーメン」という濃厚な豚骨ラーメンが売り、です。
どろどろすぎて、麺にスープがついてきまくって、麺食べおわった頃には、器にはあんまりスープが残ってないような。
はじめて食べたとき「濃厚なコーンスープみたいですね」とよくわからない感想を伝えてしまったのが、今でも恥ずかしい歴史として記憶にやきついております。
でもね、そんなスープですが「下品」じゃない。
臭みもない。
オーナーもすごく勉強熱心で、色々素材のことを勉強されている方でした。
こだわりを感じる美味しいラーメンを出されています。
私自身、こちらでいろいろお仕事を頂いており、その流れでオーナーから我流本舗さんを紹介してもらって通うようになりました。
ということで豚の助さんファンには既に気になる存在になっているんではないでしょうか?
あちらほどもどろどろではなく、食べやすくアレンジされたイメージです。
【店内をチェックです】
カウンターの中が全体キッチン。
お店の方が気さくなので、いろいろとお話をしやすい距離感です。
先述のランチセット。
席についてからこれを知り、現金払いで追加注文をしている方もみかけますので、チケット買い忘れても焦らなくてOKですぞ。
ラーメン各種のスープについて説明があります。
チケット表で買うし、ここでおかれても!と思いましたが、「へー、じゃあ次きたときはこれ食べてみようかな」と思ったりするのでリピートに繋げる効果はあるのかも。
それに「こだわっているよ」というのは伝わってくるので、初訪問の際は、ラーメンが完成するまでこれを見て期待度を高めることができるかもしれません。
裏面。
期間限定メニューもどんどん考案されています。
冬にやってた味噌ラーメンがおいしかった記憶ありです。
夏場にされてた「梅」使ったあっさりしたやつも、食べられてる方多かったので、さっぱりしてておいしいんだろうなーと思いながら私はこってりを。
レギュラーにしてほしい!という声に「麺がこの季節しか入らないんでできない」と応えられているのを見たこともあり、「季節に合わせてそれっぽいものを」ではなくしっかりこだわられた素材で作られているんだなーと感心したことがあります。
また左側にかかれているように「麺」にもこだわられており、スープに合わせて麺も使い分けされておられます。
「なんや!1本にしぼる勇気ないんかい!どれもそこそこに作ってるんちゃうんかい!」と思われるかもしれない、スープ&麺の多さですが、どれもおいしいところがこの店のすごいところだと思います。
壁にも貼ってる。
モスバーガーの「今日の野菜は○○県の○○さんの野菜です」を思わせる煮干し産地表示。安心感。
カウンター上。
【ラーメンきたよ】
きました「虎」です。
食べてる途中の写真等は一切ございません!
それくらい食べだすとおいしくて一気に食べてしまう。
いただきます。ごちそうさまでした。
【煮干しのラーメンについて】
ちなみに。以前は煮干しこってりばかり食べてましたのでそこからの感想を。
「下品なほどに煮干し味」こちらのフレーズが頭に入りやすいのですが、正直「下品」という味ではないです、人によってとらえ方は異なるかと思いますが、上手に煮干しの味を出されています。おいしい。
逆に「下品」なのを期待しすぎると、不満を持ってしまうかと思いますのでご注意くださいませー。
神戸で働きだしたころ、大阪/福島、天満あたりと比べて、ラーメン屋のレベルがすこぶる低かったのが印象的でした。
この店に出会ったとき、すごく嬉しかったなー、と初めて食べたときの回想をしてしまいました。
おいしいラーメン屋さん、いっぱい出来ましたが三宮の地下、でしたら、私はこちらの店がダントツに好きなのです。
最近「ロカボ」という言葉が飛び交い、すこーし意識しなければいけない空気の中に入ってしまったため、以前のように「なんとなく」通えなくなってしまったのが無念です・・・
ぜひ三宮でラーメン食べられる際は「我流本舗」さん。思い出してやってくださいませー。
↓季節限定のラーメンも美味しいです。
食べログ↓
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