【パティシエエスコヤマ】小山ロールが超有名な洋菓子店は三田へ行く価値があるワンダーランド【飲食店<三田>】
神戸周辺には洋菓子店がほんと多くて、ほんとに素敵なケーキを作られるパティシエがいっぱいいます。
私が生まれ育った大阪にももちろん素敵なパティシエはいますが、なんかこう・・・街に根付いているというか、同じケーキなのに教科書に載っている「基本的なケーキの作り方」というのが違うんじゃない?と思うくらい「凝った」ものが多い。層の作り方、層の順番、厚みへのこだわりとか話聞いてたらほんとすごい。
その結果まぁ単価が高くなったりして、最近は一回りして大阪っぽいシンプルなケーキが美味しいと原点回帰してしまってたりするのですが。
そんな神戸周辺で、なんやかんや言ってダントツの知名度、といえば三田に店舗を構える「パティシエ・エス・コヤマ」ではないでしょうか?
オーナーパティシエ 小山 進氏。
男前。からのしゃがれた声のギャップが同性から見ても恰好良いです。
メディアでお話されているのを聞いていても、なんというか少年の頃の気持ちを持ち続けていて、みんなが諦めていくことを諦めずにやり続けておられる方って印象。
感覚が芸術家に近いなぁって思うようなお話もよくされておられます。
めちゃさわやか。
そんなエスコヤマの知名度を大きく伸ばした代表的な商品といえばやはりこちら。
意外と神戸の美味しい洋菓子店っておとなりの大阪に行くだけで知られてなくて、大量生産のメーカーが「神戸の味」って思われている残念な部分はあるのですが、エスコヤマといえば!のこちら「小山ロール」はみんな「聞いたことあるわ」と言ってします力を持っています。
有名な話ですがエスコヤマを立ち上げる前に、働かれていた「ハイジ」時代にテレビチャンピオンで優勝した商品ということで良く知られています。
なので「小山ロールなんてハイジのパクリや!」と言われる方もおられるのですがハイジのロールケーキを作り上げたのが小山さんならそれはいいんじゃね?と思うのです。
ちなみにスイス菓子ハイジ、という王子公園前にあったという洋菓子店は廃業されておられますが各地で活躍されていて、私は当時を知らないのですがすごいお店だったんだろうなぁと遠い目。
※2009年に苦楽園で「ハイジ」復活していています。神戸駅にも店舗があるようで当時の人気商品だった「アルハンブラ」という商品も手に取る機会はあるのですが、当時を知る方は「こんなんじゃなかった・・・」と言われます。以前働かれていた方が独立して店名を引き継がれているのかしら?
そして小山ロールはこちら誕生からすでに17年だとか・・・すごいね。とおもうのですが実は以前と味がかわっております。それも今年の7月に!!
これまではマダガスカル産の最高品質のバニラビーンズを使用されていたらしいのですが、手に入らない事態となり現在はカスタードクリームに変更されているそうな。そこに使用されているのは「鹿児島県種子島産さとうきび100%の“粗糖”」。
うーん、美味しそう。味が変わっているのを今知りました。食べてみたい。
生ケーキ・プチガトー | es koyama エスコヤマ|PATISSIER eS KOYAMA パティシエエスコヤマ
↑ほかにも美味しいケーキが盛りだくさん。詳細はホームページにて!
そんなエスコヤマは催事などで期間限定で百貨店などで出店することはあっても、決して多店舗展開をされないことでもよく知られております。
「三田に足を運んでほしい」そんな愛に溢れてメディアでもたびたび三田の魅力を語られております。確かに店舗のまわりは住宅等が増えて「田舎」感が薄いのですが、少し足を伸ばせば大自然。この時期は「味覚狩り」も盛りだくさん。
そんな三田に行くならこの季節がきっとおすすめ!
「でも三田なんてなかなか行く機会ないよ・・」という皆様に朗報。
先日ブログで書かせてもらった「フルーツフラワーパーク」「三田プレミアムアウトレット」から車で20分ほどの距離なのです。
ファームサーカスで野菜買って美味しいもの食べておとぎの国で遊んでプレミアムアウトレットでお買物、そこからエスコヤマ行ってケーキを購入なんてことが余裕で出来てしまう、時間次第で味覚狩りも楽しめるめっちゃ楽しいエリアになっているのです!
ということでパティシエエスコヤマさんに訪問。
以前はこの「生ケーキ、バウムクーヘン」などが販売されている「本店」?横にも10台ほど停めれる小さい駐車場があったのですがなくなってました。
裏にある大きい駐車場だけに。
駐車場側からケーキの売場に行こうと思うとこの裏手入口から入ることになります。
このブリキの人形みたいなやつが、いたるところにいるので探すのも楽しいです。
いっぱいいる。
時期的にハロウィンの飾りつけに。かわいい。
しかしこちらは裏口から入っているので表にまわらないといけません。
普段は平日でもこの椅子にそこそこ座って入店まちをしているのですがこの日は並ばなくても入れた!よかったー。
それでも人がいっぱいだったので、店内の写真はなし。
手土産に定番のロールケーキと、このあと会う予定の方から「もうロールケーキいっぱい食べたから他の!」というリクエストをいただきお応えすべく焼き菓子系を購入。
「今年7月に味がかわっている」と知ってたら自分の分も買ったらよかったなぁ・・・。当日の予定的に食べきれない気がしたんで我慢してしまったのです。
しかしロールケーキ10本、とかみんな買っていくんですよね・・・これから戻って知人に配るにしても賞味期限が当日のものをもらうって焦りますよね。
ってゆうかみんなめっちゃお金使いますやん(1本1400円くらい)。
せっかく来たし、っていうみんなのお金の使い方をみてるのも面白いです。そして羨ましい。
この地図が解読できるかはあなた次第、ですがエスコヤマは先ほどの建物以外にもいろんな建物がございまして、私の周囲の人間などは「コヤマ村」と評すほどの充実振りなのでほんと楽しめます。
駐車場のすぐ横。
ここはパン屋さんとかがある。
奥ではバウムクーヘン作ってます。
作ってる姿も見れます。
エスコヤマって世界的にはショコラで知られております。
サロンドゥショコラで金賞取ってたり。
花を使ったチョコレートとか私にはもったいなくて未体験ゾーン(昔山嵐というバンドがいまして「未体験ゾーン」っていうアルバムをめっちゃ聴いてたのを思い出したので備忘録)。私ごときには明治で十分です。
ここ、建物の中は機械式時計がモチーフだと思われます。なので彼女が「チョコレートみたいのー」とか言って興味なく連れていかれた方もご安心。機械式時計にロマンを感じる男性ならめっちゃテンションあがります。これまた画像のせてよいのかよくわからないので詳しくは現地にて!
席は少ないですがカフェもございますぞ。
子どもだけが入れるという「未来製作所」。
中では「MATTERU」というお菓子が販売されており、子どもだけで買い物に行ってそこでどう感じたかを「マッテル」親に話してコミュニケーションをとってほしい、とかいろんな想いを込めている施設であることを以前テレビでお話されておられました。
うーん、お菓子の画像を撮影しわすれてたので、魅力が伝わりにくいですねー。
「エスコヤマだけ」のために三田に行くのは私もハードルが高かったのですが、ほんと周辺に楽しい施設がいっぱいできてきたので朝一番から思いっきり楽しめるエリアになっておりますよ。
ぜひエスコヤマの魅力は直接訪問して確かめてくださいませ!
2018/02 ブログ追加。
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