【御津八幡宮】アメ村一帯の神様のおうちに立ち寄らせてもらいました【寺社仏閣<大阪・ミナミ>】
大阪で若者たちで賑わう町、といえばやはりミナミ、中でもアメリカ村、略してアメ村が挙がるのではないでしょうか。
僕がこの町をうろうろしてた頃に比べるとタワレコはなくなり、お気に入りだった服屋さんはなくなって、河童ラーメンはどこにでも出店しているラーメン店になってしまいましたが。味穂は相変わらず人気店だし、個人的にはスタンダードブックストアが好きで今でもちょくちょく立ち寄る町(スタンダートブックストア、ビルとの契約満了で4月上旬で閉店ですって!!さびしー)。
立ち寄るたびに思うのは、梅田ばっかりうろうろしてちゃいかんな、と。大阪らしいこの町の空気を感じるのは大人にも非常に学ぶべきものが多いと思うのです。
今回は古着屋、ライブハウス、お洒落なカフェなど若者たちが集う集うお店が立ちならぶこの町の真ん中にある「御津八幡宮」をご紹介させていただきます。
アメ村のど真ん中に神社が。
御津八幡宮(みつはちまんぐう)。
現在の心斎橋一帯の産土の社、とのこと。
・・・
「産土の社」ってなあに??
産土神(うぶすながみ、うぶしなのかみ、うぶのかみ)は日本の神の区分のひとつ。単に産土ともいう。
産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守護してくれると信じられている。産土神への信仰を産土信仰という。
つまり・・・心斎橋の氏神さんのおうち、ってことですかね。。。
すごいやん!!
またこの地は江戸時代初期以来、全国有数の街として発展したそうです。
この地は江戸時代初期以来、全国有数の街として発展したそうです。
『摂津名所図会大成』に「今は心斎橋筋(北詰)より南へつづきて島の内(心斎橋南詰)及び道頓堀戎橋まで夜店ありて、年々に賑はひを増せり」とあり、特に本屋と昆布屋が多いと記されています。
福沢諭吉、緒方洪庵の蘭学塾に入門。
これが1855年の様子。既に本屋と昆布屋でにぎわっていたとか。
ううむ、歴史が深いなあ。
そんなミナミの守護神のおうち、御津八幡宮は境内は約400坪。
神社前を東西に伸びる街路は「八幡町通り」と呼ばれているそうです。
隣には服屋さんがあるような雰囲気の町のなかにあります。
これは南北にかかる道ですが、先ほどの鳥居前、東西にかかる道は「八幡町通り」。
南北の通りにも鳥居があります。
が、今回はせっかくなので・・・
東西の道沿いにある鳥居から入らせていただきましょう。
入ってすぐに正面に拝殿が見えてます。
すぐ右手になにやら石碑が。
旧町名継承碑「八幡町」。
この御津八幡宮の鳥居前を心斎橋筋に出たところに交差点の名前が「御堂筋八幡町」やな、そういえば・・・。
てゆうか!!地図見ててびっくりしたのが、アメ村の三角公園、正式名称「御津公園」なんですね。
八幡町と御津(町?)の氏神さまってことか・・・深いなぁ。
その横は手水舎。
手の清め方レクチャーもあります。
さてもうちょい奥へ。
お、なにかあります。
かわいい絵馬がいっぱい。
そしてお詣りです。
入口両サイドには狛犬さまが。
「神域につき階段及びこの周辺に座らないでください」。
あぁわかる・・・こんだけ若者だらけの町やったら座り込んで酒飲む子とかお菓子食べながらしゃべる子とかいそう。
神様のおうちで勝手にそんなことしちゃもちろん駄目!!なんですが、自分が若いときならしてしまったかもしれんなぁ・・・。
御津八幡宮。
お賽銭はこちらより。
お詣りがおわって左奥をちらっと覗いてみますと社務所が。
祈願所なる石碑も発見。
社務所。
こちらで先ほどのかわいい絵馬を購入できることが出来ます。
「ペット型絵馬」「ハート型縁結び絵馬」があります。
「安産」「芸術文化」の神様とのことですが全然違う・・・(笑)
おみくじもあります。かわええなあこれも。
おみくじくくりつけるやつ。
御神木じゃないと思うけど、なんかパワーのある木。
根元のパワーがすごい。
アメ村に遊びに来た際には、ぜひこのあたりの神様にご挨拶いかがでしょうか。
アメ村でお店をオープンされる方も先にご挨拶にきときましょー。
アメ村で遊んでる子たちもたまにはちょっとお詣りしたら気持ちいいかもですよー。
なんやかんやとお祭り事もあるようなので、こういうタイミングで足を運んでみてもいいですねー
1月1日/歳旦祭 2月3日/節分祭(福豆まき神事)
4月上旬/観桜会(野点) 6月15日/例祭
7月14~15日/夏祭(神輿渡御、神楽奉納、神賑行事)
毎月1日・15日 月次祭
今回はアメ村の氏神様のおうち、御津八幡宮のご紹介でした。
ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
【八幡宮つながりブログ】